小学校の先生は理科が好き。だけど苦手。

先日の講義で講師をしてくださった山口先生(神戸大、前宮崎大)のお話にありました。


・理科を教えることに不安を感じている
・学習内容について、指導法、観察・実験、学習評価について、大学でもっと学んでおけば良かった。
『平成20年度小学校理科教育実態調査及び中学校理科教師実態調査に関する報告書(改訂版)』

だそうです。


なるほど、小学校の先生は理科を教えることが苦手なのか。
同じように、中学校にも理科を教えることに不安を感じる先生がいる。

じゃあ、そんな先生たちにトレーニングをする機会を与えてあげよう。
というのが、宮崎大学で行っていた博物館との連携プロジェクト。

中学校の先生が、博物館という場を利用して、
市民に科学をわかりやすく教えるというもの。



うん。
その取り組みはいいと思います。



だけど、根本的に小学校の先生が理科が苦手だ、ということを
解決できていないではないか。

基本的に小学校の先生になれるのは教育学部や、
小学校の教員免許を取れる学校に行かなければならない。

そこで、ちゃんと理科を教えられるようになることが必要なのではないですか。



と、
ちょっと思いました。

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