ヘッドセット・イヤホンを買い替えた

新型コロナが5類に移行してから1年以上が経ちました。
在宅勤務の比率が下がり、出社が多くなる中で気になっていたのが「出社時のオンライン会議で、周りの雑音を拾ってしまう」という点でした。

この1年でいくつか調べたり、試行錯誤したので、まとめておきます。

EarFun Air Pro 3

当初は「行き帰りの通勤時間をなにかに使えないか」という背景から、イヤホンを探していました。
5,6年前にワイヤレスイヤホンを買っていたのですが、一度手放してしまっていたため、改めて購入しました。
  • メリット
    • ノイズキャンセリングが強力。プールの中で音を聞いているかのように聞こえる。
    • 外音取り込み機能があり、必要なときは外の音も聞こえるようにできる(ただし、頻繁に切り替えて使うものではない。家でSwitchをやる時に使うくらい)
    • タッチタイプのボタンは、1タップ、2タップ、3タップ、長押しの4パターンで、左右それぞれで違うアクションを設定できる。
    • 安い(当時でも1万円を切る。現在だと7000円以下にまで下がっている)
  • デメリット
    • 自分では聞けていないが、マイク性能が良くない。周囲の音を結構拾っているっぽい。聞く側もBluetoothイヤホンだと、聞きにくいと言われることがある。
    • ケースが傷つきやすいので、メルカリなどに売りに出したい時に高くは売れない。
実際に購入してから1年ほど通勤時間に使っていますが、聞くだけなら非常に良い製品だと思います。
デメリットにも書きましたが、マイク性能には期待できないです。

Apple EarPods with Lightning Connector

  • メリット
    • 言わずと知れた、Apple純正のイヤホン。従来のiPhoneで使えるし、USB-Cへの変換アダプタを使えばPCにも使える。
    • 見た目の割に集音性が高い。
    • 優先なので、挿せば必ず使えるし、遅延や余計なトラブルを心配しなくていい。
  • デメリット
    • 周囲の音も結構拾っている。
    • ケーブルが邪魔
EarFun Air Pro 3が思った性能ではなかったため、以前から使っていたApple純正のイヤホンを使っていました。
ただ、デメリットにも書いているように、やはり周囲の音を結構拾っているため、人の多いフロアではマイクのオンオフを繰り返すなど、気を遣う必要がありました。

Jabra Evolve 20

  • メリット
    • マイクのノイズキャンセリング性能が高い(らしい)
    • 性能の割に安い(らしい)
    • ケーブル途中のコントローラーで音量や通話の開始・終了を操作できる。
  • デメリット
    • (自分の環境だけだと思いますが)思ったより自分の声の音量が小さく入力されているようで、相手に聞こえているのか不安でした。
多分自分の環境か、確認の仕方が良くなかったからだと思うのですが、評判としてはマイクのノイズキャンセリング性能はかなり高いようです。
Jabraは補聴器なども手掛けている、この分野では名の通っているメーカーです。
EvolveというのはJabraの業務用のブランドのため、家電量販店などでは目にすることはありません。

このモデル以外にもラインナップはあるのですが、一番下のこのモデルでもマイクのノイズキャンセリング性能は高いということで購入しました。
ただ、上述の通り性能を確認できず、購入から2日で返品という事態に(Amazonさんすみません)。

Jabra Evolve2 30 SE MS USB-A

上記商品、写真は「Jabra Evolve2 30 SE UC USB-C」ですが、基本的な性能は同じです。
  • メリット
    • マイクのノイズキャンセリング性能が高い(こちらは実感)
    • 右側に音量、マイクミュート、通話の開始・終了のボタンがあり、操作性が高い。
    • マイクの位置を上下で調整できるので、飲み物を飲むときなど一時的に音声を拾ってほしくないときの操作が楽。
    • イヤーパッドが柔らかい。
    • 持ち運び用のケースが付属。
  • デメリット
    • イヤーパッド部分を回転して折りたたみ、付属のケースに入れて持ち運ぶことができるが、ややかさばる。
    • 左右を入れ替えることはできないので、マイクは常に右側。
    • ヘッドセットとはそういうものですが、髪型に変な溝ができるのと、長時間使っていると耳が痛くなることがあります。
    • 若干高い(10000円程度で売られていることが多いです)

Jabra Talk 65

  • メリット
    • 軽い。
    • イヤホンっぽく見えますが、ヘッドセットの仲間になります。音を聞く部分は耳に「当てる」ので、長時間つけていても痛くならなそうです。
    • 似た商品が他のメーカーからも出ていますが、比較的安いほうだと思います。
  • デメリット
    • 耳にかけるタイプなので、めちゃくちゃ安定しているわけではない。耳の形によって向き不向きあるかも。
    • 同様に、耳の形によっては装着の角度が変わるので、マイクが頬に当たることがあって気になる(僕は右につけたかったのですが頬にあたってしまうので、左につけています)
    • 若干高い(定価は15000円程度、発売から2年経っているので9000円程度で売られていることが多いです)
最も最近買ったイヤホンで、まだ使い込んでいませんが、今のところ良さそうです。
難があるとすれば、Jabraがコンシューマー向けのラインナップを停止してしまうようで、このTalkシリーズもこれ以上の開発、生産がなく、どこかでまたヘッドセット・イヤホン探しの旅が再開しそうです。

以下、購入には至っていないですが、他に調べていた製品です。

Jabra Elite 7 Pro

  • メリット
    • 風が強い場合に、骨伝導マイクに切り替わるらしい。
  • デメリット
    • 「結局は周囲の音を拾ってしまう」という話を聞いたので、購入には踏み切れませんでした。

Evolve2 Buds USB-C MS

検討していたのはUSB-Cですが、基本的な性能は同じです。
  • メリット
    • Teams対応なので、操作性は良さそう。
  • デメリット
    • 高い。MSではなくUSであれば半額以下で販売されていることが多いです。

ambie sound earcuffs

  • メリット
    • 耳をふさがないので、周囲の音も聞こえる。
  • デメリット
    • 周りの音が聞こえなくていい場合は不適。耳をふさぐタイプでも、片耳にすれば同じ効果が得られるから、これである必要はない。
    • 物理ボタンが、押し込む深さが深いため、操作しにくそう。
    • イヤーカフタイプで、つけるのには慣れが必要。
    • 結局イヤホンではあるので口元とマイクには距離があり、マイク性能は気になる。

SHOKZ OpenComm2 UC USB-A

  • メリット
    • 骨伝導で聞くタイプのため、長時間つけていても耳が痛くならない。
  • デメリット
    • 高い(中古でも2万円弱)

最後に

キーボードと同じく、イヤホン・ヘッドセットも沼です。
調べすぎ、試し過ぎには気をつけましょう。

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