高輪築堤一般公開

高輪ゲートウェイシティの開発に伴って出土された、「高輪築堤」の一般公開があると聞きつけたので、実際に見学してきました。

高輪築堤跡現地見学会を開催します

見学会は大盛況のようでした

本日12月8日は快晴。
高輪ゲートウェイ駅の付近は、2020年3月の駅開業時に立ち寄ったときとはかなり変わっていました。

当時は駅以外何も無いエリアだったのですが、いつの間にか高層ビルができており、一大商業・ビジネス拠点に変わっていました。

(反対方向からですが、2020年駅開業当時の駅付近。イベントのためにテントが張られているところに、今は高層ビルができています。)


高輪ゲートウェイ駅から品川駅方面に進んでいくと、何やら人の流れが。


その先が見学現場でした。
日曜日の朝10時頃ですが、思った以上に人がいました。


見学内容の概要

今後高輪築堤は一部保存されますが、大部分は開発の支障となるため解体されるようです。

高輪築堤につぃては港区教育委員会がまとめている概説がわかりやすいです。
今回の見学箇所だけではなく、発見された2020年頃に全領域が空撮されている内容も載っており、鉄道開始から150年間、そのままの形を維持していたことの凄さを感じることができます。

見学スペースには今回の発掘の経緯などがまとめられていました。
前提となる「高輪築堤」の役割については省略されていますが、要は昔の東海道線を引くときに作った堤防です。




これが高輪築堤です

報道公開されている内容と何ら変わりはないですが、これが実物の高輪築堤です。



現場には港区教育委員会と思われる方が何名かいて、質問に答えていました。

ちなみに、見学会で見ている部分のすぐ脇を鉄道が走っていたわけではなく、もう少しだけ山側の部分を走っていたようです。


こちらは高輪築堤とともに出土されたもののようです。時代や用途などはよくわかりませんでした。


最後に

4年ぶりに降り立った高輪ゲートウェイ駅ですが、当時とはかなり変わっていました。まちびらきを目前にした新たなスポットに生まれ変わっています。

天気もよく、紅葉も見頃で、遠くには東京タワーも見える、そして150年前の遺構もある。

もともと東京のいち大都市ではありましたが、歴史ある最先端の街として、今後ももっと大きくなっていくのだと感じました。





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