ひたちなか海浜鉄道
前回のネモフィラに引き続き、
ひたちなか海浜鉄道が気になっていたのと、駅の近くにあるおさかな市場に行ってきました。
ひたち海浜公園の最寄り線になっているので、公園からのアクセスが良いと思いこんでいたのですが、
実は、シャトルバスを使わない場合は、コミュニティバスを使う必要があり、
かつ、コミュニティバスは大回りするので時間がかかるという。
乗ってみたら本当にコミュニティバスで、
地元のおじいちゃんおばあちゃんとスーパーの間を抜けたりしつつ、
阿字ヶ浦駅までたどり着きました。
2,3年後にはターミナル駅ではなくなる
阿字ヶ浦駅は、今はひたちなか海浜鉄道湊線の終着駅ですが、
2,3年後にはひたち海浜公園まで延伸する計画が決まっており、
今まで以上に便利な路線になりそうです。
今回は途中でおさかな市場に寄るため、フリーパスを購入しました。
とにかくほしいも。そして地域の足
ふざけているようですが、本気のほしいも王国。
ひたちなか市(茨城県?)は全国有数のほしいいもの産地だそうです。
どういう経緯なのかわかりませんが、駅名看板の書体が特徴的。
これ以外にも、湊線沿線の街中の標識なども、この系統の書体でした。
これまたふざけているように見えますが、大真面目な「ほしいもキングダム」のプリント。
社内のつり革までほしいも。。。どういうこっちゃ。
こちらは、おさかな市場の最寄り駅である、那珂湊駅に停車中の車両。
コマツの工場がひたちなか市にできて、何周年かの記念のラッピングだそうです。
こちらは特別な、銅のラッピングがされた車両。
こちらもまた、地元の工場か何かが協力して作ったようです。
何にせよ、地域に愛されているのがよく分かる路線です。
こちらが、那珂湊の街中で見かけた、独特の書体ですね。
なんなんだろう。。
ちなみにおさかな市場ですが、人混みがすごすぎて、
しかも、食事ができるところも何箇所かあったのですが、
どこも2時間程度の待ち時間になりそうで、諦めて引き返しました。
(空腹は、勝田駅で売っていた駅弁で満たしました。これはこれでOK)
ひたちなか海浜鉄道の沿線情報
もちろん、沿線にあるのはおさかな市場だけではありません。
去年新しく開校した、ひたちなか市立美乃浜学園は、
複数の小中学校を統合してできた学校ですが、
公立学校とは思えないほど大規模で、きれいな校舎でした。
湊線にも、開校に合わせて新駅ができていたのですが、
駅から眺める学校が、雄大でした。本当に羨ましい。
また、那珂湊〜勝田間は、ほとんどが田園地帯を抜けていくのですが、
「なぜこんなところに駅が」と思ってしまうようなところにも駅があり、
ただ、この地域のゆっくりとした時間を感じられる路線でした。
面白いのが、従来からのこの地域の空気感を持ちつつも、
美乃浜学園や、グランピングができてしまいそうな施設、南国を思わせるような住宅地など、
新しい文化も入ってきているのが、特徴的だなと思いました。
(個人的には、都心のように狭い土地に3階建ての住宅をわざわざ建てるでもなく、
平屋でゆったりした家を建てているのが本当に羨ましいなと)
都心からの距離がネックではありますが、それ以外はなんでもあるようなこの地域の今後に期待です。
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