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ゲームって教育的?

最近「 マインクラフト 」というゲームにハマっています。 僕がやっているのはスマホ版なので「マインクラフトPE」と呼ばれています。 家にゲームがない 僕の実家はよくある「ゲームがない」家だったので、 生まれてからずっと、ゲームがない環境で育ちました。 もちろん、友達の家に行って一緒にやったり、 友達がやっているのを横で見ていることはありました。 が、大学に入っても自分のゲーム機というものを買わず、 これまでほとんどゲームに触れずに生きてきました。 そんな僕が、瀬戸弘司さんの動画で「マインクラフト」を見つけて、 面白そうだなと思って始めたのが、3月の頭頃。 今ではどっぷり浸かっています。 寝ても覚めてもマインクラフト。 最近の寝不足はこれのせいではないかと思ってしまうほどハマっています。 ゲームというものをしっかりやってみて気づいたのですが、 「ゲームは教育的である」と。 問題解決型である ゲームというのは、ある程度の設定があります。 自分が操作する主人公、あるいはプレイヤーと呼ばれる人物の置かれている状況、 ゲームの正解の中でできること、できないこと。 そして、ゲームにはゴールがあります。 達成すべき課題が与えられているのです。 ゲームに取り組む人は、 ・限られた条件の中で、 ・設定されたゴールにたどり着く ことが求められています。 これって、実社会や、社会にでるための準備をしている 学校教育でも同じことが言えるのではないでしょうか? 例えば実社会では、 ・会社という限られたブランド、限られた資産の中で、 ・業績向上などのかせられた課題に取り組む ことが求められており、 例えば学校教育では、 ・決められた公式や、習った知識の中で、 ・問題に対する答えを導き出す ことが求められています。 これって、ゲームの中でも同じことが起こってますよね? 「ゴールに辿り着くまでに何をしたらいいのか?」 を、考えているのです。 身に付けるまでの過程は別 もちろん、ゲームには攻略本というものがあり、 自分で解放を導き出さないで、ただこなしているだけになってしまう時もありますよね? それでも、「解法の道筋をたどる」ことは非常に重要で、 人の解法をたどると同時に、自分の頭で解法を構築するプロセスがあります。 仕事、勉強も同じですね。 これまでの先駆者、先輩、先生がやってきたやりかたを、まず

【レビュー】Wireless Mobile Mouse 3500を買ってみた

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僕がいつも動画を拝見させて頂いている、 瀬戸弘司さん の動画の中で、 良さそうな商品 を見つけたので購入してみました。 結論から言うと「よい」です。 これから使っていくうちに馴染んでくると思うのですが、 「よい」です。 今回はAmazonで購入しました。 ビックカメラなど、大手量販店にも在庫はあるのですが、 Amazonで半額以下で、しかも1000円程度なので、 ものは試しで購入してみました。 Amazonの商品は近くのローソンでも受け取れる仕組みになっているのですが、 最近は、Loppiで発見しなくても、スマホの画面をスキャンしてもらうだけで 良くなったんですね。便利な世の中です。 ローソンで受けったのがこちら。 ちょwwwでかい。 え?買ったのマウスですよ? さすがのAmazonさん、過剰包装。 開封してみました。  まあ、やっぱこれくらいの大きさだよね。 それにしても箱がでかすぎる。 瀬戸さんのレビューでも問題になってた紙ペロとレシーバーの収納場所ですが、 僕はそんなに気になりませんでした。 そもそも電池の取替もそこまでしないですから、 電池を引き出す紙ペロがなくても大丈夫です。 レシーバーも、基本的にパソコンにつなぎっぱなしなので、 あまり気にならないです。 (ちなみに、Macではつなぐだけで使うことが出来ました。) レシーバーを入れるとこんな感じ。  しっかり収まってくれています。 一つ難癖をつけるとすれば「小さい」という点でしょうか。 僕は、マウスよりはMagic Trackpadのように、タッチパッドを使うタイプです。 指をのびのび広げられるのが好きです。 対して、このマウスは小型でフットワーク軽いのはいいのですが、 小型な分、ちょっと窮屈な感じでマウスを使わないといけないのが気になるところですね。 時期に慣れてくるところですが、 あれば、追加でレビューをしたいと思います。

【レビュー】子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?

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僕は普通の人よりは本を読む法だと思っているのですが、 ニュースサイトで紹介していたり、ふとした時に目についた本を読んでいるので、 結構波があります。 最近読んだのは、 子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの? です。 これは確か、何かのニュースサイトで見たのかなあ。 子どもがいいそうな素朴な疑問「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」に対して、 著名な識者が答えています。 子どもにもわかるような言い回しで書いている章と、 新書のような文体で書いている章があるので、 親子で一冊の本を読むことができます。 内容は、どちらの章もほぼ同じことを書いています。 「答えています」とはいえ、答えを示しているわけではないです。 「私はこう思うけど、他の人は違うかもしれない」というスタンスで、 いろいろな視点で答えています。 短いのですぐに読み終わってしまうのですが、 「『なぜ』を思いつく時点で、動物ではなく、人間としての尊厳を保っている。 だから『なぜ勉強を〜』の問を出せる時点ですごい」 「勉強とはそもそも、答えのないものを考えるためだ」 そんなフレーズが頭に残っています。 またしばらくしたら読み直したいですね。 ちなみに、僕がしっくり来たのは、 「よく生きるため」 あれ、どこかで聞いたフレーズ、、、いや、そんなのはいいんですけど。 「そんなにすぐに答えがないものを考える。そのために勉強する」 考えることは、改善することであり、今までよりより良くなります。 決められたことをやるのではなく、それをどうやったらうまく出来るのか、 それを考えられるようになることが勉強である。 「自由になるために、まずは不自由を知る。それが勉強だ」 自由になりたければ、まずは自分を縛っている「不自由」を知る必要があります。 勉強の中では、敢えて不自由を知ることで、どんな仕組みで物事が動くのかを知り、 その上で、不自由を超えた自由を見つける。 そんな感じかなあと思います。

2015冬ドラマは豊作(3)

このシリーズも3回目。さすがに今回で終わりにします。 さて、前回「ヒットの原因は良いことばかりではない」というニュアンスで最後締めましたが、次のような原因を考えています。 あ、今回はつらつら書きます。 まずは、どうしてエッジが立った作品、特に課題がはっきりしている作品が好まれるのか。それは「現実がそうじゃないから」です。なんか前にも似たような話を書いた気がしますがまあいいや。例えば仕事をしていて、なんかうまくいかないなあってときありますよね。いろいろ方法を試してみるけど、なんかスカッとしない、なんかスッキリ解決した気がしない。そんな現実に対しての作品が求められるのです。 現実にないからドラマに求めてスカッとしたい、その気持ちは十分わかります。世にある嗜好品のたぐいも、似たような効果がありますね。 日常が嫌だから、ドラマに現実逃避する。去年はやった「妖怪ウォッチ」も、「全部妖怪のせい」にしてストーリーが進んでいますが、「全部妖怪のせい」なんて子どもが考え出したらちゃんと育たない!って声もあるくらい、バーチャルへの没入は危険なのです。 ドラマにしても、「ええい!!日頃仕事がうまくいかないから、とりあえずドラマ視てスカッとするぞ!!」で終わってしまうと、現実の問題は何も解決されないですよね。 でも、そういう「課題がはっきりしていること」が全て悪いとは思っていないです。人によっては、スカッとすることで現実の課題をはっきりさせようとモチベーションが上る人がいるかもしれません。あるいは、ドラマの中で明確になっている課題と、そこへの解決策を知って、自分の仕事に応用できる人もいるかもしれません。 いいとこ取りをして行きたいですね。 いろいろ書きましたが、要は「現実って、課題がはっきりしてない」ってことです。わかりやすくなれば、人はそれを求めるんだと思います。日々、よくわからない人生というものをこなしているので。

2015冬ドラマは豊作(2)

前回、気に入ったドラマを幾つか挙げましたが、今回は共通する点を考えてみたいと思います。 エッジが立っている 前回もこの言葉で締めくくりましたが、どの作品もエッジが立っています。過去にヒットしたドラマで言うと、「半沢直樹」と関連作の「花咲舞が黙ってない」、「リーガル・ハイ」などが挙げられます。 主人公が抜群に仕事ができる、だけど家ではダメ男(残念な夫、リーガル・ハイ)。新米が言いたい放題言う(まっしろ、花咲舞が黙ってない)、圧倒的に理不尽な環境(半沢直樹)。 わかりやすいキャラクター、ストーリーだと、視やすいですし、記憶にも残りやすいですよね。そして話題にも上がる。 課題(敵)がわかりやすい これは「半沢直樹」や「花咲舞が黙ってない」に代表される構図ですが、ビジネスドラマにかぎらず、家庭やプライベートでも明確な課題が設定されているものがあります。育児に関わろうとしない夫(残念な夫)。患者の言いなりに治療を進める病院(まっしろ)。 結局「エッジが立っている」っていう話じゃないの?ってなりますけど、はい、そうだと思います。ストーリーが分かりにくければ話題に登りにくいし、良くない評判が出まわるし、結果的にヒットしない。 解決策を提示しながら物語が進む で、先に示した課題を解決するプロセスを楽しみながら物語が進む。これが最近ヒットしてる作品のパターンだと思います。 が、、、この傾向には問題があるのではと、僕は思っています。これは第3回に続く。 ちなみに、Facebookでも書いてましたが、最近は地上波で放送後1週間は無料で視られるサービスをやっている局が多く、先に紹介したドラマも、下記から見ることができます。 ・TBS    ・日テレ    ・フジテレビ

2015冬ドラマは豊作(1)

久しぶりにドラマ視ました。いや、2014秋も見てたんですけど、久しぶりに視た感じになりました。 2015冬で、1話を見ていいなと思ったドラマは次の3つ。 残念な夫 玉木宏と倉科カナの掛け合いがアクティブな家族ドラマ。育児を巡って夫婦がケンカする、最近だとあまり見かけないドラマです。 あまり見かけないというか、一時は話題に上がったけど、産休、育休、育メンブームがひと通り過ぎ去って忘れ去られた頃に復活してきたテーマです。 男性目線では普段気づかないであろう、育児の大変さを中心に話が進んでいくのでしょうか?そのままだと、以前の育児ドラマと同じだと思うので、違う部分に革新があるのだと思います。 玉木宏が、バリバリに仕事のできる住宅デザイナーという設定がかなり尖っていますが、物語の鍵はその辺りにあるのではと思います。 まっしろ 堀北真希、志田未来が出演している病院ドラマ。堀北真希が新米ナースを演じていているのが、「花咲舞が黙ってない」を彷彿とさせます。ちなみに志田未来はどこかの訛りのあるセリフをしゃべっています。 個人的には、「イケパラ」で知った堀北真希と、「14歳の母」で知った志田未来が出ているところがツボなのですが、他にもナースステーションでの看護士のやりとりや、新米脳外科医とオペナースの掛け合いも好きです。 まだ堀北真希がただの言いたい放題の新米ナースなのですが、最終的にどうクロージングするのかが気になるところです。 ○○妻 柴咲コウの演技が光る、だけども、演じている妻が謎に包まれている、展開の読めないドラマです。 相方の東山紀之がこれまたできたニュースキャスターで、仕事に一直線なところは「残念な夫」の玉木宏と近いかもしれません。 どの作品もエッジ立ってるなあー、というのが初見の感想ですが、次の記事でもう少し深く書きます。

明日はセンター試験です。あまり発信されていないこと。

ですね。明日は。センター試験。 いろんな団体から「直前にはここを確認!」という発信がありますが、 ここでは、他の団体では余り言われていないことを書こうと思います。 焦る前に、受験上の注意を読もう 試験の前の日って、焦りますよね。 これから頭に詰め込んでも、寝て起きたら忘れることも多いので、 無駄な焦りだったりするのですが、受験上の注意を読むと落ち着きます。 受験票と一緒に送られてくる 受験上の注意 には、 当日の時間割や、机の上におけるものなど、 試験当日の様子をシミュレーションするのに役立つ情報が満載です。 特に、試験会場の机の上に貼られているシール (特別なことが書かれているわけではないです)、 英語のリスニングで使うICレコーダーの仕様なども書かれているので、 少しは焦りも軽減されるでしょう。 また、 問題冊子の注意事項等 も見ておくといいでしょう。 選択科目のある地歴公民、数学、理科①②について、 問題冊子の表紙と、解答用紙の見本が示されています。 これを見ると、理科②には選択問題があることを匂わす表記になっています。 果たして、どうなるんでしょうか。 あと、新課程の問題冊子には「新」旧課程の問題冊子には「旧」と 書かれているんですね。 これなら間違わないですね。 今年から英語リスニングのICプレイヤーが変更 最初に言っておきますけど、基本的な使用方法は変わっていないです。 誤作動を防ぐためにカバーなどが増えています。 こちらについても、センター試験のHPで解説されているので、 動画付きで確認しておくと安心でしょう。 英語リスニングについて|大学入試センター 理科の試験時間に注意 新課程になって理科①と理科②ができました。 試験時間が違うので、間違った時間に入室しないようにしましょう。 入室したとしても、問題や回答が配られないはずなので、恥ずかしい思いをするだけで済むと思いますが。 特に、理系の人は理科②を2科目受けると思うので、 2日目の朝一に、理科①の時間に入室しないようにしましょう。 また、理科①あるいは理科②の時間に1科目だけ受験する人は、 最初からではなく1科目分の時間が終わってから入室できるようですので、 ここも注意しておきましょう。 自分が受験生だったときの事を思い返してみると、お祭りみたいでしたね。 センター試験、人生で何度も受けるものではな

今、インターネット出願がアツい

アツいんです。いや、今に始まったことじゃないかもしれないけど、 最近まで僕がよく知らなかっただけです。 何かと話題づくりが得意な近畿大学が「エコ出願」を始めたのは記憶にあたらしいところですが、 次のように、インターネット出願についてとてもわかりやすく説明しているページを作っています。 インターネット出願の流れ|近大エコ出願|近畿大学 入試情報サイト 確かに、この通りにやれば確実に出願できますね。 インターネット出願のメリットとは? ・確実 僕が受験生の時は、願書といえば手書きで送るものでした。 もしかしたら名前を書き間違えていたり、 もしかしたら出願学部を書き間違えていたり。 そんなことを考えると心配で心配でたまりませんよね。 インターネット出願になれば、その心配もなく、 確実に出願手続きを進めることができます。 ・簡単 紙での出願の場合は、願書を取り寄せる→要項と照らし合わせながら記入する→郵送するという流れが一般的だったのではないかと思いますが、インターネット出願は違います。 画面の案内にしたがって入力する→打ち出して必要書類と一緒に原本として送付する。これだけです。 ・スピーディ 紙での出願ですと、郵送するのに時間がかかります。 郵便局が動いている時間じゃないと、願書を届けてもらうことはできません。 インターネット出願なら、24時間受け付けているので、自分の都合のいい時間に出願をすることができます。 インターネット出願のデメリットとは? デメリットというまででもないかもしれないのですが、 下記の点に課題があるのではないかと思います。 ・結局原本を送付するステップは残っている なんだかんだ、本人確認の意味も込めて、原本は送付しないといけないようです。 なりすまし出願の防止のためだとは思いますが、インターネット出願であるなら、 完全にインターネットだけで済むようにしたいですね。 ・出願のドキドキ感がない これは課題じゃないと思いますけど、現物の紙で出願をしていた時のドキドキ感がなくなり、 パソコンのクリックに置き換わってしまいます。 いろいろなものがデジタル化する世の中で、依然言われていることかもしれないですが、 個人的には、人生の大事な節目であるから、何らかの形でドキドキ感があったほうがいいのではないかと思っています。 増えるインターネット出願 なぜインターネッ

地方創世、大学ができること(その4)

前回は、COCを実施している文科省のページを紹介しましたが、 今回はその中から1つ大学を選んで調べてみようと思います。 ( 平成26年度「地(知)の拠点整備事業」選定状況  (PDF:130KB)  ) 僕は岡山県倉敷市の出身ですので、次の大学を選んでみました。 「くらしき若衆」と育ちあうサスティナブル・コミュニティ倉敷(仮称) こちらは、くらしき作陽大学と倉敷芸術科学大学の共同申請という 特殊な形態です。 HP上での広報は部分的?と思いきや くらしき作陽大学からは次の情報が発信されていました。 平成26年度「地(知)の拠点整備事業」採択について|大学からのお知らせ|新着情報|くらしき作陽大学 作陽音楽短期大学 2014 年度「地(知)の拠点整備事業」キックオフ・ミーティング「倉敷で育てる 倉敷を育てる」開催のご案内  どちらも概要のみが示されており、具体的な内容まではわかりませんでした。 これはまさか、、と不安な気持ちになりつつ、倉敷芸術科学大学の発信を調べます。 「地(知)の拠点整備事業」(大学COC事業) | 倉敷芸術科学大学 ちゃんとページが設定されていました! 「地域の課題」には、課題への対策として、 次のものが上げられています。 本事業では、この8つのまちづくりの理念の中で、連携した2大学のシーズを活かすことができ、かつ未来志向の重要な課題として、①「安全・安心」②「豊か」、③「はぐくみ」、④「躍動」の4つの理念に含まれる地域課題を選択して取り組んでいくとともに、倉敷市が21世紀に持続発展可能な「サスティナブル・コミュニティ」を目指すためには、若者が働く場所があり、将来に見通しを持って、地域の活動を担う地域人材の育成が求められています。 つまるところ、「働く場所があって」「そこで地域に貢献する人材を育てる」 というのが、この事業のゴールに設定しているところのようです。 若者の定住を目指す また、優秀な若者の定住化を促進する必要性があるため、この事業を通し2大学が共同し倉敷市の未来の架け橋になることを目指します。 「優秀な若者の定住化」かあ。。。 具体的にどんなことに取り組むかはわからないですが、 「優秀な若者」が定住するのは、どんなところか、考えてると面白いですね。 最近だと、岡山市の奉還町商店街で2つほど若者の動きがあります。 ・ とりいくぐる ・ K

地方創世、大学ができること(その3)

前々回より連載でお伝えしているこのシリーズですが、 この辺りで、「COC」なる文科省の事業について調べてみようと思います。 ネタ元の毎日新聞の記事「 地方創生策:リンゴ、ブドウ…地方大学が地元とタッグ 」 には次のように記載されています。 文科省は「地(知)の拠点整備事業」と名付けた支援事業を昨年度開始。各大学から556件の申請があり、77件を採択した。今年度は計5300万円を上限に補助金を支給する方針で、来年度は規模を拡大するという。 支援事業ということもあり、非常にたくさんの応募が集まっているようです。 5300万円というのは、1件あたりの補助上限だと思いますが、 具体的にどのような事業が採用されているかは、次からも確認できます。 地(知)の拠点整備事業(大学COC事業):文部科学省 地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化 上記問箇所のページには、次のように記載されています。 「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」は、大学等が自治体を中心に地域社会と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を進める大学等を支援することで、課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる、地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ることを目的としています。 「地域を志向した」という言い方が回りくどい気もしますが、つまるところ、 「地域のために何かする大学」ということなのでしょう。 また、「人材や情報・技術が集まる」としているため、 この事業の目的は人材を育てることではなく「人材が集まっている状態」 を創りだすことであることがわかります。 もちろん、集まるだけでは地域に残るものはないので、 それぞれの大学は、この事業をきっかけに地域で人材が育つ、 持続可能な地域発展を見据えて事業を行っているのだと考えられます。 応募のための書類の嵐 もちろん僕は大学に勤めているわけではないですし、 個人に与えられた仕事としても、文部科学省とやりとりすることはありません。 よって、文部科学省の書類をじっくり見ることはほとんどありません。 その上で次のページを開いてみたのですが、書類、様式の嵐。。。 こんなにたくさんあるんですね。 平成26年度「地(知)の拠点整備事業」の公募 :文部科学省 先に触れていた「人材育成」については、要項のなかでちゃんと触れられていました

就職直前のブログを見返して思うこと

先日、過去のブログでPV数が比較的多かったものを見返していたのですが、 就職する直前の冬に、こんな投稿をしていました。 「博報堂を辞めました」と言う人がいる中で「電通に就職する」という人がいる。その状況を見て僕が思うこと。 ちょうど3年前の冬で、まだ仕事をすることについてよくわかっていなかったときに書いていたので、結構意識高めの書き方をしているのですが、 当時自分が考えていたことの、コアな部分を書き出している気がします。 特に、次の部分です。 僕個人の今の思いとしては、2つ目のブログに近いです。何かを興したい気持ちはあるのだけれども、それを実現するだけの武器が自分にはまだない。だから、武器を身につけるために会社に入ろうと決めました。それも、たくさんの意味で幅広い経験ができるフィールドを選びました。 でも例えば5年後、この選択が正しかったと思っているとは限りません。それは僕もわからないし、僕に内定を出してくれた会社の人もわかりません。ただそこにあるは目の前にある課題にぶつかり続けること。それは この記事 を読んで、改めてそう思いました。とりあえず、目の前のことにぶつかり続けることの大切さ。 「武器を身につける」ために会社に入る、というのは今も変わってないです。 「目の前の課題にぶつかり続ける」という姿勢も変わっていないです。 ただ、当時想定できていなかったのは「課題を設定することの難しさ」です。 この部分で、今とても悩んでいます笑 「自分は何を目指したいのか」これが結構曖昧なことで、 自分にドライブがかかっていないのではないかなと、言い訳をしています。 就職する直前のこと、研究室に配属される直前のこと、大学に入学する直前のこと、これらのタイミングを思い返してみると、 「環境が変わる直前」というのは、自分のモチベーションが最も上がるときなのではないかと思います。 「目指す先」がなんであれ、未知なるものに挑もうとしているとき、 この時が一番モチベーションが高いです。 と、ここまで考えると、そろそろ環境を変えるタイミングなのかとも思ったり。 ちなみに、中学入学から就職まで、3年おきに環境の大きな変化がやってきています。 今年で就職から丸3年。 環境を大きく変えるときなのかもしれないです。

夜に走る理由

2月の頭にハーフマラソンに出る予定なので、 最近ちょっとずつ走っています。 本番急に走ると絶対走り切れないですからね。 家の周りが1.6キロほどあるので、走る度に1周ずつ増やしています。 今日は1周ごとに休憩を入れて、合計4周=6.4キロぐらい。 次回は2週ごとに休憩を入れて、連続で走る距離を伸ばす。 その次は2周×3セットで距離を伸ばす。 合計が10キロぐらいになったら、ちょっとスピードを出してみる。 こんな感じで、15キロぐらいをコンスタントに走りきれるようにしようと思っています。 夜走る 僕は基本的に夜走っているのですが、 「ええ?夜走るの危なくない?」とか、 「夜、寒いじゃん!」とか、心配されることがあります。 が、それでも夜に走る理由があります。 目立たない これは、「危ない」と裏表なので難しいところなのですが、 僕が住んでいるところは人通りが多めの住宅街なので、 明るい時間に走ると、いろんな人に見られます。 走ってる時って、つらそうな顔してるじゃないですか、普通。 それを人に見られるのがあまりすきじゃないんですよね。 本番はいいですよ。周りもみんなつらそうな顔してるので。 夜走ると、人目につかないので、思う存分疲れることができます。 アイデアが浮かぶ なぜかはわからないのですが、走っている時が一番アイデアが浮かぶんですよね。 普段はどんだけ考えても出てこないような、突拍子もないアイデアが。 ただ、問題なのは走っている最中に浮かぶので、 書き留めることもできなければ、話して録音することもできない。 しかたがないので、走っている最中に忘れないように覚えておいて、 走り終わったら、すぐさまiPhoneで録音して、 あとで書き起こす、という方法を採用しています。 他にいい方法知っている人いたら教えて下さい。 これから走る距離を伸ばしていくと、さすがに覚えきれません。。

地方創世、大学ができること(その2)

前回 に引き続き、大学で行っている地方創世に関わる事業を紹介していきます。 ネタ記事はこちらです。 地方創生策:リンゴ、ブドウ…地方大学が地元とタッグ さて、今回調べてみるのは、、、 ▼弘前大学 弘前といえば、青森県のりんごの産地として有名なところですね。 前回山梨大学の紹介では「ワイン」についても言及されていましたが、 弘前大では、りんご「紅の夢」をキーに地方創世を進めるようです。 では早速調べてみよう 文部科学省特別経費プロジェクト 「リンゴ産業をモデルとした大学COC拠点整備事業 ―赤い果肉リンゴを核とした地域活性化―」キックオフセミナー(8月29日開催)  このたび、弘前大学では、リンゴ「ふじ」の発祥の地で育成された赤い果肉のリンゴ新品種「紅の夢」等の活用研究を推進し、これを地域活性化の起爆剤として新たな産業を開拓し、大学が地域活性化の中核的拠点(COC)として、地域への成果普及を図るために、キックオフセミナーを開催することとしました。 「地域活性化の起爆剤」というところが、非常にとがってます。 弘大発!果肉まで赤いリンゴ「紅の夢」 ~生産者との検討会開催~ こちらは昨年度の活動です。 文部科学省のCOCという事業自体が昨年度からなので、 弘前大学や前回の山梨大学は1期生という事になりますね。 弘前はとにかくりんごに熱い! 農学生命科学部のお知らせ などを読んでいると、 弘前大学はとにかく「りんご」への取り組みが多いようです。 今回取り上げられている「紅の夢」は「果肉まで赤い」という特徴を持つようなのですが、 栽培方法に技術が必要なようで、市場に広く出回るにはもう少し時間がかかりそうです。 記事に書いてある限りでは、「認知度向上」「素材の活用方法の検討」 を平行して行っている印象を受けました。 広報がしっかりしている! 弘前大学はPRすごいうまいです。 COC事業のHP も開設されています。 イベント報告も随時行っていて 、しっかりやってるんだな、というのが素人目線に伝わってきます。 広報って大事ですね。 そしてこのサイト、PCとスマホで同一ソースを使用しているレスポンシブデザインなのです。 なんでまた文部科学省の事業のページがスマホ対応なんだ。。。と思ってたら、 違いました。 上記のイベントのサイトを見てもらうとわかるのですが、 どのイベントにもかならず学

地方創世、大学ができること(その1)

(今さらながら)新年あけましておめでとうございます。 今年も1年、よろしくお願いいたします。 さて、年初にこんな記事(毎日新聞)を見つけました。 地方創生策:リンゴ、ブドウ…地方大学が地元とタッグ 地方の大学が「地方創生」にかじを切り始めた。人口減対策や地域の活性化を目的に、政府主導の地方創生策に呼応して自治体や地元企業と協力する大学が国立を中心に増えている。 アベノミクスが一段落してよく聞くようになった「地方創世」ですが、 地方自治体と大学のタッグも進んでいるようです。 具体的にどんなことをやっているのか調べてみた 仕事柄、こういう大学の動きは気になりますし、 個人的にも、産学官連携の動きは興味があるところです。 いくつか大学をピックアップして、公式的な発表を探してみました。 ▼山梨大学 平成26年度「地(知)の拠点整備事業(COC)」の採択について 事業名称 :「食のブランド化と美しい里づくりに向けた地(知)の拠点づくり」(仮称) 連携自治体:山梨県 事業概要 :    山梨県では、基幹産業の1つである農業分野の衰退に歯止めをかけ、自然と一体となった新たな里づくりが求められており、本学生命環境学部(平成24年度設置)もこのような課題解決に取り組んでいる。こうした活動を地域の中心として一層発展させ、全学的な活動として位置づけることにより、食、環境、経済の問題を解決し若者の定着を促進し持続的に繁栄する地域の構築を目指す。    そのために、地域課題実践コースに専門カリキュラムを構築し新設する地域志向型の全学共通教育カリキュラムと連動させることにより、将来にわたって地域の課題を解決できる実践的人材を全学的に育成する。同時にスマートアグリや最先端発生工学等の技術を駆使した次世代型農業、有用菌を利用した安全で付加価値の高い農業生産、水質などの環境保全、さらにワインの地域ブランド化等の研究を行い、地域産業の発展に寄付するとともに美しい里づくりを通じて若者に魅力ある地域創生に貢献する。 冒頭の「 自然と一体となった新たな里づくり 」という言葉が面白いですね。 僕自身は山梨には住んだことはないのですが、 ビルが立ち並ぶ東京のような比べて、自然が身近にある山梨では、 自然との関わりが、生活上重要になっているのだと想像します。 また、 「将来にわたって地域の課題を解決できる実践的人