地方創世、大学ができること(その4)
前回は、COCを実施している文科省のページを紹介しましたが、
今回はその中から1つ大学を選んで調べてみようと思います。
(平成26年度「地(知)の拠点整備事業」選定状況 (PDF:130KB) )
僕は岡山県倉敷市の出身ですので、次の大学を選んでみました。
「くらしき若衆」と育ちあうサスティナブル・コミュニティ倉敷(仮称)
こちらは、くらしき作陽大学と倉敷芸術科学大学の共同申請という
特殊な形態です。
HP上での広報は部分的?と思いきや
くらしき作陽大学からは次の情報が発信されていました。
平成26年度「地(知)の拠点整備事業」採択について|大学からのお知らせ|新着情報|くらしき作陽大学 作陽音楽短期大学
2014 年度「地(知)の拠点整備事業」キックオフ・ミーティング「倉敷で育てる 倉敷を育てる」開催のご案内
どちらも概要のみが示されており、具体的な内容まではわかりませんでした。
これはまさか、、と不安な気持ちになりつつ、倉敷芸術科学大学の発信を調べます。
「地(知)の拠点整備事業」(大学COC事業) | 倉敷芸術科学大学
ちゃんとページが設定されていました!
「地域の課題」には、課題への対策として、
次のものが上げられています。
というのが、この事業のゴールに設定しているところのようです。
若者の定住を目指す
具体的にどんなことに取り組むかはわからないですが、
「優秀な若者」が定住するのは、どんなところか、考えてると面白いですね。
最近だと、岡山市の奉還町商店街で2つほど若者の動きがあります。
・とりいくぐる
・KAMP
奉還町商店街は、表町商店街に大型店舗が集積したころに、
人通りが少なくなり、空き店舗も出始めたところですが、
近年はウェストサイドミキサーなど、若手の店主の方を中心に
活発な取り組みがされているところでした。
そして、本当に個々数年、僕も知らない間に人が集まる場所が相次いで作られていました。
これは岡山駅近くという立地の良さもありますが、
「空き物件」という自由な資産があったことが大きな要因かなと思います。
先に、「優秀な若者の定住」とありましたが、
「仕事がありますよ!子どもが育てやすいですよ!」よりは、
「自由にトライアルできる場所がありますよ!」の方が、
魅力があるように感じます。
実際の活動は・・・?
このような地域課題を明確にして進んでいる事業ですが、
実際に行ったことはこちらで報告されています。
が、シンポジウムなどの公に実施されたものがほとんどです。
(キックオフミーティングを大原美術館でやっているのがすごいですね)
実施するとなると、シンポジウムのような短期間で実施しやすいものから
始めて行くのは、とても良くわかるのですが、
息の長い「人材育成」について、どのような内容が計画されているかが知りたいところです。
こちらにあるような「系統的地域貢献科目」としてどのようなものが設置されるのか、
教育機関の大学としては、非常に気になるところです。
去年の8月頃に採択が決まった事業なのでこれからだと思いますが、
同じ地域に課題を見出しており、お互いの役割を補い合えるからこそできる
2大学の連携です。今後の拡がりに期待です。
今回はその中から1つ大学を選んで調べてみようと思います。
(平成26年度「地(知)の拠点整備事業」選定状況 (PDF:130KB) )
僕は岡山県倉敷市の出身ですので、次の大学を選んでみました。
「くらしき若衆」と育ちあうサスティナブル・コミュニティ倉敷(仮称)
こちらは、くらしき作陽大学と倉敷芸術科学大学の共同申請という
特殊な形態です。
HP上での広報は部分的?と思いきや
くらしき作陽大学からは次の情報が発信されていました。
平成26年度「地(知)の拠点整備事業」採択について|大学からのお知らせ|新着情報|くらしき作陽大学 作陽音楽短期大学
2014 年度「地(知)の拠点整備事業」キックオフ・ミーティング「倉敷で育てる 倉敷を育てる」開催のご案内
どちらも概要のみが示されており、具体的な内容まではわかりませんでした。
これはまさか、、と不安な気持ちになりつつ、倉敷芸術科学大学の発信を調べます。
「地(知)の拠点整備事業」(大学COC事業) | 倉敷芸術科学大学
ちゃんとページが設定されていました!
「地域の課題」には、課題への対策として、
次のものが上げられています。
本事業では、この8つのまちづくりの理念の中で、連携した2大学のシーズを活かすことができ、かつ未来志向の重要な課題として、①「安全・安心」②「豊か」、③「はぐくみ」、④「躍動」の4つの理念に含まれる地域課題を選択して取り組んでいくとともに、倉敷市が21世紀に持続発展可能な「サスティナブル・コミュニティ」を目指すためには、若者が働く場所があり、将来に見通しを持って、地域の活動を担う地域人材の育成が求められています。つまるところ、「働く場所があって」「そこで地域に貢献する人材を育てる」
というのが、この事業のゴールに設定しているところのようです。
若者の定住を目指す
また、優秀な若者の定住化を促進する必要性があるため、この事業を通し2大学が共同し倉敷市の未来の架け橋になることを目指します。「優秀な若者の定住化」かあ。。。
具体的にどんなことに取り組むかはわからないですが、
「優秀な若者」が定住するのは、どんなところか、考えてると面白いですね。
最近だと、岡山市の奉還町商店街で2つほど若者の動きがあります。
・とりいくぐる
・KAMP
奉還町商店街は、表町商店街に大型店舗が集積したころに、
人通りが少なくなり、空き店舗も出始めたところですが、
近年はウェストサイドミキサーなど、若手の店主の方を中心に
活発な取り組みがされているところでした。
そして、本当に個々数年、僕も知らない間に人が集まる場所が相次いで作られていました。
これは岡山駅近くという立地の良さもありますが、
「空き物件」という自由な資産があったことが大きな要因かなと思います。
先に、「優秀な若者の定住」とありましたが、
「仕事がありますよ!子どもが育てやすいですよ!」よりは、
「自由にトライアルできる場所がありますよ!」の方が、
魅力があるように感じます。
実際の活動は・・・?
このような地域課題を明確にして進んでいる事業ですが、
実際に行ったことはこちらで報告されています。
が、シンポジウムなどの公に実施されたものがほとんどです。
(キックオフミーティングを大原美術館でやっているのがすごいですね)
実施するとなると、シンポジウムのような短期間で実施しやすいものから
始めて行くのは、とても良くわかるのですが、
息の長い「人材育成」について、どのような内容が計画されているかが知りたいところです。
こちらにあるような「系統的地域貢献科目」としてどのようなものが設置されるのか、
教育機関の大学としては、非常に気になるところです。
去年の8月頃に採択が決まった事業なのでこれからだと思いますが、
同じ地域に課題を見出しており、お互いの役割を補い合えるからこそできる
2大学の連携です。今後の拡がりに期待です。
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